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コラム

2019.08.01

Webマーケティングのメリットを徹底解説!Webで何ができるのか?

images執筆:アナリスト 大和田

images監修:コンサルタント 上田

今回の記事では、Webマーケティングのメリットを詳細に解説いたします。

Webマーケティングには、Webならではのメリットがたくさん存在します。
しかし、メリットが分かったところで「実際にどんな場面でこのメリットが活かされるのか?」が分からないと意味がありません

そこで当記事では、Webマーケティングのメリットと併せて、実践的な情報も加えつつ、ご紹介していきます。

こちらは、今回ご紹介するメリットの一覧です。

Webマーケティングのメリットは数多くありますが、その中でも次の4つに絞ってお伝えしていきます。

Webマーケティングのメリット

  • 【メリット1】制約が少ない
  • 【メリット2】数値で結果を観測できる
  • 【メリット3】容易に改善できる
  • 【メリット4】顧客から信頼される

一つずつ見ていきましょう。

【メリット1】制約が少ない

Webを利用することで、場所・時間といった制約から解放されます。

場所的な制約

広く情報を発信できるため、都心、地方といったユーザの所在地を選ばないという特徴があります。
つまり、情報発信者は、場所を問わず見込み客へと広くアピールできます。

時間的な制約

ユーザは、いつでも情報に触れることができます。
映画や舞台は指定された時間に観に行かなければ作品を見ることができないのに対し、インターネットであれば自宅から好きな時間に情報を閲覧することができます。

ハウちゃんハウちゃん
ただし、特定のケースでは「タイミング」が鍵になったりする。
ノウくんノウくん
ドラマのTwitterアカウントが、ドラマの放送直後に新情報を上げたり、とかね。「放送直後」ってのが肝心だ。同じ情報を、放送から1年後に出しても価値がないからね。

時間が情報の価値を変えてしまう場合は、タイミングを見計らう必要があります。
そういった意味では「時間的に制約されている」とも言えますが、それは情報発信者の目線です。

「ユーザにとって最も価値のあるタイミングで情報を出す」という意味では「情報の発信者側」は時間的制約を受けていますが、ユーザは「好きなタイミングで知りたい情報を獲得している」わけですから、時間的制約を感じていないでしょう。

【メリット2】数値で結果を観測できる

Webマーケティングでは、結果を「数値」という明確なデータで見ることができます。

Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを用いることで、直帰率、離脱率、平均滞在時間など、ユーザがWebサイトを閲覧し、どのように行動しているかをデータから読み取ることができます

また、ヒートマップを用いると、1ページごとにクリック率や、そのページがどの程度閲覧されているか(どこで離脱が起きているか)などを観察できます。

データを数値で管理できるということは、Webマーケティングの施策を実行した際に、その施策に効果があったかどうかといった「結果」が明確に分かります。

また、結果が数値化できることで原因や傾向などの分析も可能です。

良い結果が出た時は、「何故、この施策が成功したか」を分析し、成功パターンを割り出すことができます。

一方、結果が芳しくなかった場合も、数値によってウィークポイントが見えてきます。

例えば、次のようなケース。

  • Webサイトに訪問してくれる人は多い。
  • 1ページあたりの滞在時間が短い。
ハウちゃんハウちゃん
このケースでのウィークポイントは「滞在時間」だね!

「Webサイトに訪問してくれる人は多い」ということは、訪問者数は問題ありません。
しかし、「1ページあたりに滞在する時間が短い」ということは「ページの中身が読まれていない」と推測できます。 (きちんと目を通してもらえている場合、それなりの時間、Webページに滞在されているはずです。)

つまりWebサイトに人を集めることはできているが、コンテンツの中身が読まれていないという状況と見受けられます。

Webページの弱点が見えたら、そこを改善するためにはどうすればいいかを考えることができます。

こうしたケースでは、サイト全体の数値の動きを見ながら、どういうコンテンツが読まれているのか、逆に極端に読まれていないコンテンツはどれかを分析すると、「読まれない」ページの傾向が分かります。
また、同じようなコンテンツを作っている競合他社のWebサイトも参考に、滞在時間の短いページを改善していくと良いでしょう。

結果が数値として見えることで「滞在時間を伸ばすためにどうすればいいか?」=「多くの人に読んでもらうために何を改善すべきか?」という建設的なWebサイト改善が可能になります。

結果の良し悪しよりも、計測データをもとに、改善すべき箇所、伸ばすべき箇所を見極め、正しい対応をすることが肝心です。

ノウくんノウくん
データを獲得できる、ということは数値をもとに、細やかに改善できるってことなんだよ。
ハウちゃんハウちゃん
「PDCAサイクルを回しやすい」ってことね!

PDCAサイクルとは

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

PDCA

数値で結果を観測できるからこそ、データを精査し、適切な改善施策を実行できるのです。

【メリット3】容易に改善できる

上述の内容と関連していますが、Web上の情報は、結果測定が容易なだけではなく、情報の手直しも可能です。
修正が困難な紙媒体と異なり、Webサイトは先に情報をリリースして反応を見て改善していくということができます。

ハウちゃんハウちゃん
簡単に修正できるから「A/Bテスト」もできるよ!

A/Bテストを行う際は、Webサイト内のパーツや広告、LPなど、AとBの2パターン用意します。
2つのどちらが、結果が出せるかを比較し、有効なものを採用するという手法です。

A/Bテスト

Webサイトは、データの観測、サイト改善が容易なため、テストを実施したり、結果を見て微調整するなど、後からいくらでも修正できます。

このように、柔軟な対応が可能な点もWebマーケティングの利点の一つです。

【メリット4】顧客から信頼される

ハウちゃんハウちゃん
Webでの情報が顧客の「信頼」につながる? 本当に?
ノウくんノウくん
でもWebの情報で、信頼を失うケースってあるよね?
ハウちゃんハウちゃん
失うことがあるなら、信頼を獲得することもできるんだ。

ユーザのニーズの合った情報を発信していくことで、顧客は企業に信頼を寄せるようになります。
顧客はWebサイトにて提示された情報から、商品やサービス、企業の良し悪しを判断します。

商品ページに掲載されている情報で、商品、ひいては販売メーカー、企業に対する印象は大きく左右されます。

とはいえ「商品ページに掲載されている情報」と言われてもイメージがつかないかと思いますので、一つ、例を挙げてみましょう。
似たような「化粧水」が販売されてているとします。

それぞれ、次のようなWebページを制作し、商品PRを行なっています。

果たして、どちらの化粧水の方が魅力的な製品に見えるでしょうか?

ニーズに応える情報発信

違いは歴然としています。

化粧水Aに対し、化粧水Bは情報量が多いというだけではありません。

ノウくんノウくん
Aは自分が伝えたいことしか言っていないよね。でもBはユーザが喜ぶ情報を出してくれているわけだ。
ハウちゃんハウちゃん
化粧水BのWebページは「消費者目線の情報発信」ができているってことね!

Aのように、商品のPRポイントをゴリ押ししてもユーザには届きません。

これに対してBは商品を選ぶ際に、ユーザが関心を持つ情報(専門家の言葉、使用者の声、商品の価格)を提示しています。

ハウちゃんハウちゃん
化粧水Bは、肌に悩みを持つ女性をターゲットにしているね。
ノウくんノウくん
この化粧水が「自分の肌の悩みを解消する」と感じるように、Webページを組んでいる。

化粧水BのWebページは、ユーザが関心を持っているのは商品そのものではなく「肌の悩み」であるというところに目をつけています。

さらに、商品を紹介するだけでなく、ページ下部ではコラムを設置しています。

「お悩み別スキンケア法」「美肌に良い食べ物」等、化粧水を買い求める消費者が気にする情報をコラムとして発信していくと良いでしょう。

ハウちゃんハウちゃん
ブログやコラムって無料で読めるからね! 自分にとって価値のある情報を無料で提供されたら、消費者は嬉しいよね。
ノウくんノウくん
それだけじゃない。スキンケアのノウハウを紹介することで、ユーザは、化粧水Bを扱っている会社が「肌の専門家である」という印象を持つんだ。
ハウちゃんハウちゃん
ノウハウを教えてくれているってことは、その分野に詳しいってことだもんね。

このように、販売者側からユーザが必要とする情報を開示することで、顧客の信頼を獲得することができます。

Webマーケティングのメリットまとめ

【メリット1】制約が少ない
企業、ユーザ、問わず場所的制約を受けないことが特徴です。
また、ユーザは時間的な制約からも解放されるため、好きな時に好きな場所で、情報を得ることができます。

【メリット2】数値で結果を観測できる
Webマーケティングでは「結果」をデータで見ることができるため、データという明確な根拠に基づき、改善施策を行うことが可能です。

【メリット3】容易に改善できる
小さな改善であれば、時間をかけずに実行することができます。
メリット2と合わせて、PDCAサイクルを回しやすいことも利点です。

【メリット4】顧客から信頼される
ニーズに合った情報を発信し続けることで、情報の発信元となる企業は顧客から信頼されます。
こうした情報発信は、企業のブランディング、顧客のニーズ、ロイヤリティ育成にもつながります。

次回予告

ハウちゃんハウちゃん
いろんなメリットがあることはわかった。で、結局?
ノウくんノウくん
さては「メリットが多くても利益が出なければ意味がない」って言いたいんでしょ?
ハウちゃんハウちゃん
利益を上げるために、Webマーケティングしてるんだもの。
ノウくんノウくん
じゃあ、次はWebマーケティングで利益が生まれる仕組みを見ていこうか。

この記事のメイン制作者

imagesコンサルタント 上田

東証一部上場の専門商社にて営業職に就き、ルート営業、新規開拓営業、展示会営業等を経験した後、Web制作とWebシステム開発の会社を創業。その後再度独立しフリーランスとして大手メーカーのグループ全社Webコンサルティングや、グローバル企業のWeb改善プロジェクト、中小企業のWebコンサルティング等に従事し、2011年に当社設立。代表コンサルタントとして現在も前線で業務に従事しながら、経営・社員のマネジメント・育成・事業開発に勤しんでいます。最近ダイエット中で、お腹回りが10cm縮みました。

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